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親子で考える

親が「安心」と思う学校と、本人が「通えそう」と思う学校が違うとき

通信制高校選びで親子の意見が割れたとき、説得ではなく比較条件に変える話し合い方を整理します。

読む時間 6分更新 2026年8月24日
親子で複数の学校資料を比較している様子

親は3年後を見て、本人は次の月曜日を見ています。見ている時間軸が違うから、同じ学校でも評価が分かれます。どちらかを説得するより、両方の『無理な条件』を先に外す方が、候補は絞りやすくなります。

親子で見ている『期間』が違う

保護者が気にするのは、卒業できるか、総費用はいくらか、卒業後の進路につながるかです。一方で本人は、朝その校舎へ向かえるか、教室で一人になっても大丈夫か、先生に話しかけられそうかを見ています。

保護者の条件は長期的で、本人の条件は毎日の感覚に近いものです。優先順位が違うだけで、どちらも3年間を続けるために必要です。

最初から一つの点数をつけない

見学直後に『何点だった?』と聞くと、親子の点数を合わせる話になりがちです。まずは別々に、良かった点より『ここだけは無理』を三つまで書きます。

  • 本人:通学時間、校則、教室の空気、先生との距離
  • 保護者:欠席時の支援、総費用、卒業後の支援、連絡体制
  • 共通:頑張れない日にも戻れる仕組みがあるか

会話が止まる言い方を、質問に変える

『そこは将来が心配』『普通の高校の方がいい』は、本人には選択肢そのものを否定されたように聞こえることがあります。逆に『親は何も分かっていない』だけでは、費用や制度の確認が進みません。

5〜6校の資料から、両方のNGが少ない2〜3校へ絞る

理想を全部満たす学校を一校だけ探すと、話し合いが勝ち負けになります。まず双方の『絶対に避けたい条件』に当てはまらない学校を5〜6校ほど資料請求し、同じ項目で比べます。そのうえで、両方のNGが少ない2〜3校へ候補を絞ります。資料請求は入学の決定ではなく、候補を消すための確認です。

この記事を読んだら

今日やること

  • 本人と保護者が別々に『無理な条件』を三つ書く
  • 学校名ではなく、朝・授業・欠席日の場面で話す
  • 5〜6校の資料を比べ、両方のNGが少ない2〜3校へ絞る

確認に使用した情報

制度や学校固有の条件は変わることがあります。必ず各校の最新募集要項・公式資料で最終確認してください。